畑の響き

畑の響き

‘15.12.20

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GDC(カーテン)仕立の葉も全て落ちました。

今年は、例年と比べて霜の降りる回数が少なく、割と長く葉をつけていました。

GDC の課題は、如何に効率よく雨を防ぐかですね。

今現在は、一房づつ傘をかけています。

が、これは時間がかかります。

もう少し省力化できないかと思案中です。

と、消毒時に房の裏表均等に薬を散布するのが難しいです。

これについても、改良案はあるのですが、更新してゆく順序案がまだ確定していません。

 ’15.09.11

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Sauvignon blancです。

お盆明けからほとんど日照がありません。

晴れた日は4、5日程度かな。

リーチング現象が起きているようだ。

本来なら、葉から栄養(光合成によって)を房に送るのですが、雨が多く日照不足になると、房から栄養を葉にバックしてしまう現象です。

これでは、糖度がなかなか上がりません。

もう雨は入りません。

心配は、9月中に収穫に予定しているぶどう達です。

立ち直れるか?

‘15.08.22

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昨年までは気にしてませんでした。

台木の101-14です。

よく見ると、たくさんの房を付けていました。

ヤマブドウ的に小さな粒です。

Pinot noirでこのくらいの粒なら御の字なのですが・・・。

それと、このようなバラ房がいいのです。

どのような味がするのか楽しみです。

なんとなく酸が強いような気がしますが、楽しみです。

‘15.08.19

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4年生の新Merlotです。

少し一粒一粒が大きめのような感じがします。

が、皮の色が今までのものより青が深い感じがします。

クローンの違いですかね。

香り、味がどのように違うのか楽しみです。

結果が良ければ、このタイプを増やそうと考えています。

結構、早熟なのかもしれません。

‘15.08.07

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軽トラの中で休憩中。

目の前に鳥が横切り、ワイヤーに留まる。

何かの餌を食べた後か、しきりに嘴をワイヤーでしごく。

すっきりしたのか、尾羽を上下に揺する。

双眼鏡で覗くと、その目は恐竜ですね。

‘15.3月末

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剪定が一通り終わって、頑張ったブドウを見つけました。

右はKai blancです。

レインプロテクションの金物にぶつかって、上に伸びられず左にカーブを選んだようです。

右側の方へとの方が、楽に成長したような気がします。

下は、Cabernet sauvignonです。

垣根のワイヤーを支える中柱に食い込んで成長。

見るからに痛そうです。

気がついていれば、取り外していたのですが、愛情不足で気が付きませんでした。

ここまで太くなると、人間の力では抜けません。

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認証コード(4822)


‘14.8月末

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4/15 誘引途中

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GDC(カーテン仕立て)の誘引が、Cabernet sauvignonを除いて終了です。
(カベルネ・ソ-ビニヨンは枝が固いため、もうしばらく水を十分吸い上げてから誘引します。)

今年は雪が多かった為と低温から、今のところ例年より一週間遅れって感じ時です。

8月上旬 助っ人参上

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七月のある日から、助っ人が現れました。
好きな時間に、好きなだけの作業をお願いしました。

GDC 仕立ての「傘掛け」をお願いしました。
カミさんや、息子一家&浜松組の手伝いもありました。

が、大半は助っ人が行っています。
作業はまだ(8/30日)終わっていません。
そのブドウの傘の数、10,000枚は超えました。

7/15 枝下ろしBefore&After

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左の列がBeforeで右がAfterです。

GDC仕立てのKai blancで、Beforeはこの時期ジャングル仕立てです。

7月の上旬ですと、新梢の幹元が十分に固定されず、無理に枝を下ろすと根元から『ポッキ!』です。

中旬過ぎでも時々『ポッキ!』現象が出ます。

この時期の「巻ヅル」は非常に力が強いです。

いい加減に引っ張ると肩が痛くなります。

それでもとれない時は、鋏で『チョッキン』です。

7/10 ここまでの成長

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この時期のGDC仕立てです。

上がMerlotで右がPinot noirです。

今年は成長がいっぺんに来ました。

例年は、それぞれの品種によって成長のタイムラグがありました。

が、今年はそれの現象が弱いです。

Cabernet sauvignonのみが「我関せず」ですね。

その他は一斉に同じように成長してます。

収穫はどうしようと悩みます。

6/17 定点観測

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カーテン(GDC)仕立てです。

重力に逆らえなくなり、新梢が下がり始めました。

この時期、枝の付け根が固まらず折れ易いです。

風で毎年200本くらい折れます。

今年は、ここまで強風は少なく折れ枝も少なくて過ごしています。

巻ずるどうしが絡まって引き離したいのですが、力を入れたり持ち上げたりすると、枝元から『ポキッ!』です。

『アッ!ああ〜』の結果になる時期です。

6/17 梅雨とは別に

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前の日に十分とは云わないが、そこそこ降りました。

少しホッとしました。

二日間で掛けていましたので、その間の雨は歓迎しきりです。

このように茶色い場所があちこちにあります。

推測!

きっとこのような場所の下は、大きな石(岩盤)があると思います。

根が十分に張れず、雨を定期的に受けないと枯れる、の現象ですね。

6/10 空梅雨

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29日間雨が降っていません。

思わせぶりの『ポツポツ』は2、3回ありました。

その都度ガックリでした。

比較的ブドウは乾燥に強い植物です。

が、揷木にした幼木には毎日水やりです。

もう一月以上バケツでの水やりです。

草まで枯れだしました。

6/5 芽欠き 

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圃場:SOY-S2のMerlotです。

芽欠き前後の画像です。

芽欠きも残すところ、垣根仕立てのMerlot & Sauvignon blanc & Cabernet sauvignonの3種類となりました。

終われば、ショルダー取りが待っています。

今年植えた苗木に、毎日が水やりです。

「梅雨入り」と聞かなければ、もう少し気分よく水やりが出来たのでしょう。

今日も夫婦で2時間の水やりですが、新芽が嬉しそうに待っていますのでさぼれません。

5/27 成長の早さ

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暖かい日が続くと、ブドウの成長は早いです。

右側の画は6日前のカーテン仕立てです。

上は、6日間で成長した姿です。

芽欠き作業が追いつきません。

助手のカミさんには、まだ芽欠きは難しい様子です。

今年は、Syrahの成長が異常なくらい早いです。
原因は判りませんが、良い前兆であって欲しいです。

5/22 ムムっ!

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早朝、草苅に出かけました。

だいぶ冷え込んだ朝です。

霜注意報が出ましたが、「カッコウ」が既に鳴いておりましたので心配はしておりません。

以前に刈り込んだ草むらに光るものが。

そばに近づくと、「蜘蛛の巣」が朝日に照らされて反射しておりました。

主の正体は不明です。

その昔、垣根の上等に「トタテグモ?」がいた記憶があります。

そんな仲間でしょうか。

この日は草苅に専念のため、クモさんとのご対面は持ち越しです。

改めて見かけましたら報告します。

5/20 第一回目草苅終了

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所々に生えてる麦科の「牧草」があります。

大変生命力が強いです。ので、増やしたくありませんが、減らしたくもないのが考え方です。

そこで行き着いたのが、穂の出る直前に草を刈る事です。

その時期が今頃です。

5/19日の日曜日には、國枝君がホコリにまみれて草苅を手伝ってくれて大助かりでした。。

5/6 3309発芽

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シラーの畑にネッビオロの苗木を植えたのが2年前。

この場所ですと、覘いてみました。

ムッムッ! 早過ぎ!

何と台木の3309でした。

ブドウの性質の縮図ですね。

発芽した状態で、今後の成長記録が既に示されています。

そうです、房や葉の枚数までもカウントできます。

固い冬芽の間に、既に今年の物語が出来上がっています。

鶏や人間の卵形成と似ていますね。

5/3 栄養過多?

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タンポポ畑にこんなものが。

太い茎がさらに2つ分ですね。

なぜこうなるのか、原因はです。

奇形なのか、はてまた栄養過多か。

少し気持ち悪いです。

4/25 少ない飛来

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今年は特に少ない。

天候が不順なせいなのか、この時期として低温なのか。

25℃を超える日もあり、雪が降る日もありで、
昆虫達は季節感が狂ってしまったのか。

もっと怖い現象、そう昆虫達(特にハチ達)有害な農薬が
増えたのか。

原因は不芽ですが、それにしても少ないですし心配です。

4/22 二度目の春の雪

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4/21日は地元四常会のお花見でした。

が、サクラは散ったばかりです。

その上、雪が降りました。

雪が止んで一日経った畑です。

まとまって融けていた場所がありました。

そうです、石が多く露出している場所でした。

やはり、少しの日射量でも蓄熱するのですね。

4/20 五分咲きの競演

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後ろが「桃バアちゃん」の畑です。

まだ五分咲きです。

当方手前の畑のタンポポもやっと五分咲き。

ピンクとイエローの競演です。

4/18 新畑の今

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もう少しで新畑の機材が完成です。

この時期はタンポポですね。

オオイヌノフグリも少しだけ咲いています。

タンポポが終わると、クローバーが元気になります。

タンポポが「帽子」を付け出すと、ブドウの発芽期です。

3、4枚の展葉時期になると、下草はクローバーに変わります。

気候の変動は草花が知らせてくれます。

最新鋭の気象衛星よりも、気候予報を当てにしてます。

4/11 刹那的な雪

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例年通り、こんな時期に雪が降りました。

そんな中でも顔を出していました。

とても嫌いな草です。

別名「消毒草?」とも云われているとかとかです。

農薬を沢山掛けた場所に出やすいとかの噂です。

当園は少ないと思いますが、多い畑も近隣で見受けます。

でもやはり嫌いな草です。

3/23,25 Before After

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今年から助手を務めるカミさんの仕事になりました。

皮剥ぎの作業です。

目的は、この皮の下で越冬している「虫」の退治です。

種々のカイガラムシ類が潜んでいます。

このCabernet sauvignonは特によく剥けます。

ストレスのある方は、是非おいで下さい。

気持ちよく剥けますから。

でも、恥ずかしくなるくらいにきれいになりますが寒そうですね。

樹種によっては、なかなか皮が剥けないのもあります。

毎年、少しづつ皮を脱いでいるのはブドウの共通事項です。

3/15 出るは出るはでせ。

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新規圃場の整備に明け暮れています。

昨年、抜根したリンゴ樹の根っこ4山を全て焼きました。

風邪の強い日でないとなかなか燃えません。

が、強いと心配しながらの燃やしです。

その合間に、支柱やアンカー用コンクリートを埋め込みます。

その穴を掘ると、こんな感じで「石が」出てきます。

ブドウ栽培では嬉しいのですが、穴掘り作業はチョットきついですね。

漬物石が出てくる時は、かなり気合いは入ります。

2/23 くびれ

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一昨年(’11年)に誘引したテープです。

を、昨年の剪定時にとり忘れました。と、こんな感じになってしまいます。

くびれの先が元気であったことが救いです。

毎年剪定時にテープを外し、水揚げ(休眠していた樹が、発芽準備のため地中の水を吸い上げる時期)を過ぎて、枝が少し柔らかくなったに誘引テープを巻きます。

このテープを巻き忘れますと、枝が生長するにつれ風にあおられて折れたりします。ので、大事な作業の一つです。

2/22 剪定も後半戦

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剪定も後半戦になりました。

左が既に終わったC.フランです。

右がこれからのC.ソービニヨンです。

このソービニヨンは、とても元気上に固いです。

かなり肩・手首に負担がかかります。

一日中やっていますと、夜中に肩が痛くて寝ずらいですね。

プロ野球のピッチャー並みに、アイシングをすればいいかもです。

大げさ過ぎますね。

2/21 今朝はこんな足跡

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2/16日と同じ場所です。

これは尻尾がなさそうです。

この他にもいくつかの跡があります。

特徴がありまして、一直線状に跡がつくもの。

この画像のように、少し互い違いに開いて跡がつくもの。

うんと深くつくもの等色々です。

一つづ何の足跡か判ると楽しいですね。

と云うより、見てみたいです。

2/17 最高の寒さ

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洗馬で今季最低気温の更新です。

マイナス12.4℃を観測しました。

工場では、二度目の水道管の破裂です。

午後に畑に出てみました。

昨日のワダチに沿って、否応無しに進んでの畑です。

否応無しって怖いもんです。

日中も氷点下3℃で、GDC 仕立ての枝に積もった雪が融けません。

こんなことも初体験です。

薄日ですが、太陽の光を浴びているのです。

本気で凍害が心配になりました。剪定時に『もう少しで暖かくなるかなな!』と声かけしてます。

2/16 この足&尾跡は

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この日の朝、恐る恐る畑に出かけました。

例の坂道が軽トラでも心配です。

やはり一番乗りでした。

四駆にし一速でゆっくり登って、途中二度尻を振りました。

いつもの位置に駐車。

そこに見慣れない足跡が。

かなり尻尾がある動物でしょうか。

ムジナorタヌキorハクビシンと言ったところでしょう。

何を狙ってのご出馬なのか。

餌の乏しいこの時期、随分と探しまわったのでしょう。と、想像します。

畑のかなりの範囲で足跡が確認できました。

2/12 剪定も半ばに

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今年の剪定は助手付きです。

なかなか不慣れなので、もっぱら優しいところをお願いしてます。

助っ人の成果がよく出ています。

時々、こちらが煽られてしまいます。

この圃場はSOY-Nで、当園で一番大きな石が出て来るところです。

その分、一番期待できるブドウが出来ると思い込んでいます。

1/18 シラーの畑

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真冬日が続いています。

雪は30cm弱でしょうか。

が、ほとんど融けません。

ので、軽トラでも畑にたどり着けません。

剪定前なので、どんな状況かと偵察です。

雪の下なら保温効果で安心ですが、

顔を出していると、マイナス10℃以下になると

凍害が待っているそうです。

1/8 冷えてます。

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寒い日が続きます。

それでも、マイナス10度前後のあさです。

北海道のそれと比べれば・・・です。

近くの木曽開田高原では、ほの北海道並みだそうです。

余市のそ貴彦さんや、岩見沢の中澤さん、ブルースさんの方は
雪一面の様子。

洗馬では冷えてもこんな感じです。

上は「鉢伏山」右は「鉢盛山」です。

ワイナリーらかの眺めです。

12/27 困った

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ここ2、3年こんな現象がでます。

この樹は今年の春先に出ました。

12月なって撮った画像です。

最初に見つけたのは、4年前でしょうか。

Cabernet sauvignonに出ました。

が、その後はPinot noirに出ます。

それも、@2、3本/年です。

寒さで立ち枯れ(氷って裂けた)でしょうか。

やはり、寒冷化に向かっているのではないか。

12/19 霧氷

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雪も少し降った様子。

が、気温が低い現象でしょうか。

高ボッチ高原、鉢伏山に綺麗な霧氷が出現です。

この撮った時間でお昼前です。

外気温は2℃です。

手前は、お隣の保さんのブドウ棚畑です。

雪はありません。

風が出てくると、耳がとても痛いです。

11/19 霜&風

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風が吹き、葉が落ちました。

定点観測のCabernet francです。

11/9 霜-2

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霜が何回か降り、10/30の木々はこのように変わりました。

11/3,4 霜

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こんな感じで二日間霜が降りました。

ブドウの葉にはかなりのダメージです。

天気予報を気にしながら、4日にCabernet sauvignonを収穫しました。

T先生や、I君の助っ人で無事今年の収穫を終えました。

この日のみならず、お手伝いして下さった方々に感謝しております。

大変助かりました、ありがとうございました。

10/30 紅葉の季節

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面白いものですね、同じブドウの仲間なのに。

樹種によって違いがハッキリしています。

上がピノ・ノアール

右がソービニヨン・ブランです。

ソービニヨン・ブランの方は紅葉とまではいっていない感じです。

まだ房を付けていても、十分に光合成が出来そうです。

それにも増して、足元の草はもっと元気です。

10/24 Nebbiolo

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二度目の霜注意報。

昨年は、葉が落ち鳥にだいぶ食べられました。

ので、今年は注意深く見守っています。

驚異的(?)なBrix:26.8が出ました。

雨が少なく暑い夏でしたのでこの値か。

まだ酸もしっかりしています。

とても美味しく、粒がだいぶ減りました。

10/13 怖い霜

画像の説明C.F

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この時期では珍しい霜注意報。

昨夜出ました。

ブドウの葉は、霜に当たると葉を落としてしまいます。

強烈な霜ですと、一回だけで全ての葉が落ちます。

結果、葉がなくなれば光合成は行われず、房はその時から糖度等の成長を止めてしまいます。

のでそれ以上、房を樹に付けていてもなんら意味がなくなります。

もっと怖いのは『鳥達』です。

裸になり実が目立ち、『ごちそうはここよ!』って、云っているようなものです。

2度経験してしまいました。上:Cabernet franc 横:Kai blanc

10/5 収穫

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4種類目の収穫です。

Merlotです。

カーテン仕立ての栽培が難しいのに、やっと気づき始めました。

善し悪しが極端ですね。

惚れ惚れするのもあり、がっかりするのもありで、

どうすればいいのでしょう!と思案中です。

収穫もほぼ半ばです。

HPの更新もままならない日々が続きます。

デジ(古いかな)記録する暇も惜しいくらいです。

穫り終わると、カーテンの感じよく出ます。

8/23,24 力量の差?

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大ベテランと新米でしょうか。

勿論、腕の差ではありませんよね。

以前、老衰したトンボが丸い石に着地出来ない様子を見ました。

この世界も安全第一なのですかね。

軽トラの後部に着地した私『新米でーす。』

『このくらいの滑走路、大好きでーす。』

8/17 期待に応えて床屋さんを

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せがむののですから、「床屋」しました。

中には、頭の重さで折れているものがありました。

それにしても、元気過ぎですね。

副芽でさえ1cmの直径があります。

これで風通しもだいぶ良くなりました。

同じ位置からの画像とは思えません。

「小室山」も見えていたんですね。

8/5 三度目の剪定をねだる

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『雨が欲しい!』と、周りの百姓が云う。

『そうですね、一雨欲しいですね』と応える。

本心は、雨は要らない欲しくないでーす。

でも、大きな声では云えません、百姓仲間ですから。

『早く刈れ!』と云っているソービニヨン・ブランです。

『判ってるよ!』

7/26 二度目の夏期剪定終わる

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本格的な『夏!!』になりました。

その前は、夜間に雨が降り昼は上がる日が続きました。

そのため、草は伸び放題です。

気になりますが、剪定を優先。

やっと終わりました。最後がこのシラーの畑です。

6/29 新しい畑

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サクランボばあちゃんから借りました。

元リンゴ畑です。

一度モアで草苅をしました。

機械が故障するほど凸凹でした。

春先はタンポポ畑でした。

いまはこんな感じです。

一面、クローバーになりました。

夏は何の花が咲くのでしょう。

その前に、草苅は何度でしょう?

6/26 コウモリガ
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やられていました。
圃場:SOY-Nのメルローです。

持ち合わせの薬がなく、CCRを噴射しました。
弱い針金で入口から刺すも、途中まででストップ。
幼虫の確認は出来ていません。

普段はこの場所には来ないのですが、何故か?

6/21 Nebbiolo開花

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例年通りに咲きました。

他の樹種もほぼ例年並みです。

不思議に、成長が遅れ気味でしたが開花は追いつきます。

どの年も開花は、成長の早遅にかかわらず同じ時期にになります。

遺伝子がそうさせるのでしょうか。

収穫期の天候が保証されていない訳ですから。

しかし、何をセンサーにしているのでしょうか。

6/15 重力

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逆らえなくなってきました。

そうです、上に延びたいのですが引っ張られます。

地球の力です。

何か掴まるところがあれば、まだまだ上に向かえます。

が、あてもないと地面に向かうほかありません。

一番嫌なのはこの時期の「強風」です。

新梢の根元が十分に固まってないからです。

6/12 新圃場:MOK

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やっとのことで草刈が終わった。

抜根跡が凸凹で、草刈モアが何度の停止。

雨上がりで柔らかい土にもぐり立ち往生。

あげくに、何かの拍子に草苅の刃が歪んだ。

江森さんに見てもらう。
『石除けカバーの交換が、一番いいと思う。』

納得し、交換修理のお願いでした。
その続きを行い終わりました。

6/7 突然変異?

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圃場SOY-S2の出来事。

新梢をワイヤー間に挟み込む作業中です。

緑の中に赤いものが。

『エッっ!えっッー!』・・・・。

突然変異??

よく見れば、ノビル(洗馬では、ネンボロと云うそうです)の坊主頭でした。

一瞬、ビックリでした。

6/4 前後

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適度な水分補給ができて、草がよく伸びます。

大きく草刈の方法は二つです。

畝間(植わっている列と列の間)は、乗用モア(草刈機)で行い、

株間(植わっている樹と樹の間)は、刈払機(通常ビーバーと云う:エンジンのついた肩にかけてor背負って使用)で行います。

今回は株間を行った。

右が草刈前で、上が終わった状態です。

かなり風通しが良くなった様子です。

5/29 見つかってしまった

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遠くから何やら音がしてきた。

『ガサガサ!』と、時折『ゴロゴロ!』

だんだんと大きくなってきた。

さらに『バキっ!』の音が大きく。

時々、巣も揺れるほどに。

ちらっと目線を上げると、その先にメガネをかけた髭をはやした怪しい人間が。

睨んでやったら、逃げて行きました。

5/26 正体みたり

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大発生まで行きませんが、今年はミノムシが多く見ます。

堂々と食していました。

蓑の先端が何となく「眼」に見えました。

ので、正体は如何にと「蓑」を脱いでいただきました。

と出てきたのが、かなりごつい体長15mm程度の「虫」です。

触った訳ではありませんが、前足6本?がかなり頑丈のようです。

釣り針の「もどし」のようにカギ状になっています。

これでしっかりと餌である葉や実を掴んでいるのでしょう。

5/21 芽欠き待ち

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まだまだ不安ていな気候です。

寒くなったり、突然気温が上がったりです。

それでも、着々と成長しています。

芽欠きに手を付けないと行けない季節になりました。

カーテン仕立てのKai blancのみ終わりました。

カベルネ・フランが呼んでます。

5/13 霜降りる

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恐れていた霜が降りました。

気温2℃前後でした。

5時に畑に、真っ白でした。

決まった場所がやられます、そう「霜の道」ありです。

5/11 寒いね!

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5月の中旬にもなろうとしてるのに、肌寒い。
朝晩は、冬用のコートが離せません。

と、ワイヤーの点検中に発見。
「ハナバチ」の一種かな、熊五郎先生に聞かなくては。

一瞬、目が合っ多様な気がして緊張しました。
次の瞬間、何もなかったように巣作りをしてました。

それにしても、住宅事情が厳しいのでしょうか。
それとも、ここがお気に入りなのかな。

5/10 抜根終了

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マイ「バックフォ」では歯が立たずでした。
右奥に小さく映っているのがそれです。

で、忠芳さんに頼みました。
二周り大きな「バックフォ」を所有しています。

それに、畑までは割と近い距離です。
快諾を得て、早速取りかかってもらいました。

その機械でも、「ロデオ」状態になることがしばしば。
マイ機械では、振り落とされそうになるのも当然です。

『二日掛るかなー』でしたけど、一日で終わりました。
本当に引受けたもらってよかったと思いました。

この根っこどうしよう??

5/8 抜根中

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昨年の暮れにお借りしたリンゴ畑です。

4月中に伐採が終わり、合間を見て抜根を始めました。

地主さんから、『ここは、リンゴを植える時に漬物石になるくらいの大きい石は、たくさん取り除いた』と、聞きました。

確かに、比較的石が少ない気がします。

が、掘るとこんな感じです。

場所によっては、漬物石弱なものも出てきます。

4/29 激少

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以前がかなりの株数がありました。
ここ2、3年でグンと減ってきました。

西洋種に凌駕されてしまうのでしょうか。
それとも、繁殖力が弱いのでしょうか。

右側が日本種です。
何となく背が高い感じがします。

すぐ隣には西洋種が迫っています。
捜せば見受けるとなってしまいました。

4/22 誘引終了

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やっと誘引が終わりました。
暖かくなってきましたので、長過ぎた枝を切った途端に樹液がしたたり落ちます。

これで芽の出る前の消毒に掛ります。
と、過去の記録を見ると『今日かなと思った3、4日後の散布がよい』と書いてあった。

なので、この感覚を守ることにとなると、連休辺りにもう一度樹と相談かなって感じです。

4/17 春の嵐-2

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怪しい雲が出てきました。
反対側の山にもです。

春先には珍しい入道雲です。
かなりの早さで成長しています。

空を見上げながらの作業です。
暫くするといきなり『ゴロゴロー!』です。

光は感じませんでしたし、ゴロゴロも3回で終わりました。
その代わりに、大粒の雨が落ちてきました。

氷の粒ではなかったのが幸いでした。なんか変な春です。

4/15 春の嵐

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前の日、かなりの寒さになりました。
その上、山は雲に隠れて見えませんでした。

その山が今朝はこんな感じです。
暖かい日が続き、一旦は雪が全て無くなったのですが。

それでも今日は暖かく、夕方までには全て雪が消えました。

4/12 水揚げ&はな

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北海道から帰ってきて畑に出ました。
カーテン仕立ての芽吹きが早い順に、誘引を始めました。

気温が上がって、あちこちから「水」が落ちてきました。
こうなると、枝も柔らかくなり誘引がし易くなります。

それでも無理をすると『バキっ!』ですね。
地べたは緑が増え、オオイヌノフグリが盛んです。

この後は、タンポポが咲き出します。

4/4 畑の様子

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茶色一辺倒だった地面も、緑が大分増えてきました。

オオイヌノフグリはたくさん咲き出しています。

まだまだ寒く。水が上がってきません。
ので、誘引はもう少し先になります。

その前にもやることは腐るほどあります。

まずは休眠期防除です。

芽が出る前に、やるべきことはやっておかないと。

3/25 間違い探し

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ほんの暫く作業をして見上げてみると、『アッ!いない』です。
よくあることなんです「いない」は。

この『いない』現象で天候の判断をします。
が、今回は全く関係ありませんでした。

普段は、上の画像のように右奥の山々が見えなくなると、雨又は雪が降ってきます。

左手前の小室山が見えなくなった時は、既に時遅くずぶ濡れになります。
この日の雲は、何時もとは違った動きでこちらには移動してきませんでした。こんなことは珍しいことでした。

3/22 ナヌ!

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圃場:SOY-S2に現れました。
大きく太い「ミミズ」が這った様な跡です。

あちこちに見られます。
が、所々に掘返したような跡も。
ここ以外の圃場でも見受けますが、ここの畑は特に多いです。

長老の保さんに聞くことに。
『そうだなー、狸かムジナかな?』

『野良犬では、こうは掘れん』とも。
『この時期、餌がなくなるのでミミズか地中の虫を狙ったのだ』

『有機っぽく栽培しているので、地中にバクテリアが多く、それを餌にする
ミミズや虫が多くいるので、餌捜しにきたんだ』が、保さんの節です。

他の畑でも同様な栽培方法なのですが、ここは少しだけ表土が厚いのかも知れません。その分虫達に取っては住みやすいのかと思います。

3/13 畑から

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一週間前の畑です。
この後から風邪を引きました。

木々の葉が落ちると、「ワイナリー」が見えます。
中央のブルーの小屋の上に「薄いグレー」が工場です。
その右側に、大きな「ケヤキ」3本が見えます。

この畑が標高720mで、工場は760m です。
40mも登って行き、工場からの景色は随分と違って雄大になります。

3/3 雲が取れると

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この日は小室山に、朝からズーと雲がかかっていました。
午後になってようやく、それが取れました。

周りの気温は大分上がったのですが、雲の中は寒かったようです。
融ける筈の雪も、さらに白くなった様な感じです。

2/27 寒さと霧氷

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東京から、M君が助っ人に前日からやってきました。
朝から気温が低く、近くの山は「霧氷」で異常な白さです。

午前中は全くそれは融けませんでした。
午後になっても、まだまだねばっていました。

14:00を過ぎた途端にそれは「サッと」融けました。
本当に「アッと」云うまでしたね。

それでも、遠くの高い山のそれは健在のようでした。

2/24 虹?

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急に陰ったなと思うと、いつの間にか雲が産まれていました。
そんなことには気がつかず作業です。

何時日差しが戻るかと、空を見上げたらこんな現象が。
実際は、かなり綺麗でした。

1時間足らずでこの雲の塊は消滅しました。
その間は、太陽がうっすらと中心に見える程度で、
縁にはこのように「虹」の現象が続きました。

「さかな」の形をした雲もあり、それが太陽に入ったら
「ニジマス」っぽくなるかなと楽しみにしていたのですが・・・。

2/22 前後

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圃場:SIGのカベルネ・フランです。
垣根栽培で6年目になります。

今年は、かなり思い切っての更新時期としました。

成長した太い枝も『バッサっ!』です。

右側が剪定前です。
30mちょいの2列を剪定するのに、半日弱かかりました。
太い切り口には、細菌進入止めの薬を塗ります。

選定作業が終わると、ワイヤーに着いた「ツル」を除去します。
その後は、ワイヤーのゆるみを直します。

樹が水を上げたら、誘引を行います。休眠期の消毒も間にはさみます。

2/16 霧氷

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共に午前中は雲の中に隠れていました。

上の画像は「鳴神山」で、右が「小室山」です。
標高1,100mと1,200m です。

午後の遅くなって雲が取れました。
と、山頂付近が白くなっているではないですか。
雪ではなく、「霧氷」ですね。

寒さで綺麗に仕上がったようです。
小室山は、逆光で写りが悪く残念です。現物のそれはとても綺麗なんです。

2/10 辰年

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カーテン仕立ての剪定最後で、甲斐ブランです。
この種類は、樹勢が強くカーテンがよく合っています。

なんとか垣根栽培でも、うまくいくように毎年トライです。
少しづつですが、見えてきたものもあります。

その方法が、継続的にキープできるかが今年の課題ですね。

付け根に穴があいた結果母枝です。
よく見れば、「辰」にも見えなくもないです。

1/30~2/3 小動物

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剪定作業は、カーテン仕立てが半分ほど終わりました。
北信や北海道の積雪とは比較になりませんが、畑は、ズーッと白い状態が続きます。

その割には、太陽が出る機会が少ないですね。
昨日(2/3)は珍しく晴天でした。

餌が少ない時期の上に、雪で地面が見えないせいか、「足跡」が
雪の上にあちこちにあります。

鳥のそれも数種類、動物の跡も数種類ありそうです。
これは、何か感じて「掘った跡」のようです。

1/28 作業の遅れ

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どうにか軽トラで畑にたどり着く。
途中危険な場所が2ヶ所です。

一昨日は「ヤバい」と思い、途中で引き返しました。
その時でさえ必死です。

静止してしまうと、不安の方が先になります。
が、半クラッチをうまく使えると、かなり運転が楽になります。

こんな感じでですが、陽が射せばかなり暖かい感じがします。
陽がでなくて風が強い日は最悪ですね。
そんな日は、早々に切り上げて帰ります。

1/19 伐採枝を炊く

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いよいよ主幹を切り倒そうと、チェンソウを持出しました。
飛出した枝を先に伐ります。

と始めたところ、根元に転がる小枝に足を取られ
不安定な体制でチェンソウ操作。

危なっかしいので、まずは足元の小枝を燃やす事に。
この辺では、燃やす事を「炊く」と言います。

『小枝類は畑で炊けばいい!』と、長老からのアドバイスです。
今日で燃やし始めて二日目です。

後二日掛りそうですが、雪模様でだいぶ先になってしまいそうです。

1/16 伐採半ば

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色々な正月行事やら、寒さやらで畑に出る機会が減っています。
それでもここまで来ました。

脚立に乗っての伐採は終わりました。
ここからは、チェンソウでの作業になります。

弥佐男さんから、『地上1m程度のところで伐る』と、
抜根の際に、テコの作用で抜きやすいそうです。

勿論、バックフォーを使って横に倒しながら、
ノコギリで太い根を切ることで抜根して行きます。

チェンソウは土の着いた部分には使用できません。ので、
根っこの部分は「ノコギリ使用」になります。

1/8 これは何?

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リンゴの樹の伐採を続けています。と、こんなものが幹の上部にくっついていました。

外見からは、注意深く見ませんと幹です。膨らみが少し違う感じに映りました、

ので、ノコギリの先端で「チョンチョン」と偵察。
幹では無いと確信。
注意深く手で剥がすと、各部屋が独立した『巣』ですね。

内側から見ると(上部画像)、最上部に茶色にヒカラビタ1、2cm
のムシがいます。卵が孵った後の餌だったんですかね。

外側(右側の画像)から見ると、リンゴの幹のように模様が見えます。
材料は「土」ですね。外側の穴は、いじっているうちに開いてしまいました。
と云うことは、成虫になった時に出やすいように薄かったのかな?って感じですね。

さて、これは何でしょうか、KOH君&熊五郎さんの出番です。
よろしくお願い致します。

1/6 開拓

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低温状態が続いています。
そのせいで、僅かな雪もなかなか溶けません。

圃場:SIGの隣のりんご園です。
昨年まで、そこそこに収穫していた園でした。

経営してたバアちゃんも、後期高齢者仲間に入って3年目だそうです。
半分くらいが病気やらで、立ち枯れたりしています。

この畑を借りる事になり、約25aをブドウ園に変える準備です。
下枝から伐り始めています。

12/24 ブドウ炭化

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雪が降る前にどうやら間に合いました。
ストック?しておいた病果のブドウ達です。

ブドウ用コンテナ(正味8Kg)80箱程度でしょうか。
ワインにすれば、樽2個分くらいかな。

先日、1/3程度を燃やしました。
畑の隅に植わっている「栗」のイガを集めて燃やし、
そのついでにブドウもです。

今回はイガも多かったし、病果のブドウ達もだいぶ乾いて
来たので、全部燃やす事が出来ました。

半生は、こんな感じで燻されて「炭化」しました。
いやな病気の今年の分は、一応焼却できました。

12/20 剪定準備-2

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カーテン仕立ての準備が終わり、垣根仕立ての準備に入って4日目です。

収穫の早い順にKernerの準備が終わり、Sauvignon blancが終わったところです。

この二つは、短梢剪定の古い枝から、長梢剪定に更新しようとかなり悩みながら準備しました。あとは垣根圃場の半分強くらいでしょうか。

今年は、極力樹勢を押さえる目的から、長梢剪定に徹するつもりです。
が、支柱やワイヤーの位置によっては、長梢が無理な場所もあります。

そんなとき『無理しない、無理しない』と言い聞かせてです。
無理の実行は『ヴォッキ!!』です。
今年も、既に2回無理しました。『スミマセン!!、すみません!』と、その都度謝っていますです。

12/10 剪定準備

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8日の夜から、9日の朝まで降りました。
周りもそれらしく銀世界に。

隣組の葬儀が執り行われました。
こちらに来てからは、3度目になります。

今朝(12/10)は一番の冷込みでした。
温度計は-5℃近くになりました。

『寒ッ!』と、ばかり言っておれません。
剪定の目処がたったら、リンゴの樹の伐採です。

根っこ堀まで行けたらいいなって感じです。
ざっと50本程度かな伐るやつは。

薪ストーブファンがいる筈なので、『どうぞ伐って下さい』ってお願いしますか。

12/7 初冬

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すっかり葉が落ちました。
いよいよ剪定の準備に入ります。

先日、北海道の友人二人に電話をしました。
『様子はどうですか。』の内容です。

最初の雪で、20cm近く積もり、慌てて剪定を行ったようです。
植えて間もない小さな苗は、切り戻しと云って丈を詰めます。

この作業が出来なくなったら大変!とばかりに、
雪を掘り返して作業したそうです。

3、4日したら雪は、根雪にはならず融けてしまったそうです。
『そんな事知るか!!』だったそうです。

11/18 葉は正直?

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暖冬ですね。
霜らしい霜はまだ2.3度程度です。

その上、体が寒さに慣れて来ました。
10℃程度なら、それほど寒さを感じなくなりました。

そのせいかどうか、Cabernet francの葉はまだこんな感じです。
二週間前のMerlotと同様な感じですね。

そう、メルローの方はすっかり葉が落ちてしまいました。
開花の時期は、2週間のずれはないのですが、収穫は2週間以上に開きます。

それをそっくりと葉に表しているのでしょうか。
例年ですと、強い霜で一気に葉が落ちてしまい、ここまで落葉の時差を感じる事は出来ませんでした。

暖かいせいで、このような現象を確認できました。
植物はやはり正直ですね。

11/17 まだまだ

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まだまだしがみついています。
収穫を逃れたブドウ達です。

黒ブドウは、Cabernet francで白ブドウはSauvignon blancです。

黒ブドウの方は、大勢で収穫した畑です。
途中、雨が降りそうになって、大急ぎで穫ったものでした。
そのせいでしょうか、割と見つからずに難?を逃れたものが多いです。

カラスも、既に収穫は諦めた様子です。
(見つかると花火にお礼をもらう為です。)

そうなると、どこまで糖度が上がるのかの実験です。
40度近くまで上がった年もありました。

さて、今年はどこまで上がるでしょうか。

11/15 紅葉-5

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一段と寒くなって来ました。
それでも、例年と較べればまだ暖かいですね。

ケルナー畑です。
黄色からオレンジ色になりつつあります。

もうすぐ落葉ですね。
強い霜がくれば、丸裸に一変してしまいます。

まだ草刈が終わっていません。
本格的な冬(雪の降る)の前に刈ってしまわないとです。

近々、農薬の空容器の回収があります。
小屋の整理もつでにするかなと。

11/13 紅葉-4

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圃場:SHIMOより西側に当たる弥佐男さんの畑側を見る。
と、こんな感じです。

後ろの山(長興寺山)も色づいて来ました。
雨上がりですと、もっと鮮やかに映ります。

渋柿は取る人がいません。
昔は(どれほど)、『一つ残らず穫ったもの』ですと云っていました。
今は、干し柿にしても食べる人がいないとかとか。

スーパーで売っている方が美味しいんだそうです。
手作りの方が美味しいと思うのですが・・・。

11/10 紅葉-3

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前回の画像から一週間経ったケルナーです。
流石に黄色が強くなって来ました。

それでも、例年ならかなり強い「霜」が降ります。
が、今年はそれが少ないです。
5℃以下はまだ2回ですね。

これ以下になると、かなり強い霜が降ります。
当然ですが、晴天の放射冷却の条件が整えばですけど。
来週はかなりの冷込みとか、一気に葉が落ちますね。

摘み残しの房に傘を掛けましたら、それが目印になり
カラス(確認した訳でないが)が傘を破り、喰らい房を落としてしまっています。
知恵較べ完敗です。

11/5 紅葉-2

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畑だけでなく、周りの山々もかなりの色付きです。
その山達と同じ感じのがメルローですね。
上の画像が、カーテン仕立てのメルローです。

様々な色が混じっています。
定点観測として画像を挙げた位置から撮りました。

右の画像で、左が甲斐ブランで右がシャルドネです。
シャルさんは、その葉を半分落とし始めています。

甲斐さんは、『まだまだ行ける』って感じです。本当はまだ収穫しない
で房を付けておきたい希望でしたが、苦腐病ですね問題は・・・。

11/3 紅葉-1

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畑もめっきり色づいて来ました。
もうすぐ落葉期です。

よく見ると、樹種によって色が違います。
上の画像は、ピノ・ノアールで、右も画像がケルナーです。

ピノさんは全体的に赤みが強い感じです。
ケルナーさんは、黄色がよく出ていますし、一番早く収穫する割には緑の葉が多く残っています。

と言うことは、ケルナーさんの摘み時期はもっと遅くていいのかなー?と悩みますね。

11/2 Nebbiolo

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試験栽培のNebbioloの収穫です。
Bbixで23.5程度でしょうか。

摘んでみて判りましたが、まだ引っ張れそうでした。
が、鳥が相当狙っています。

C.Sはかなり喰われました。
傘紙を喰いちぎって下に落とし、ブドウを食べています。

試しに、再度傘を掛けてもまたちぎっています。
バードガードのバッテリーがなくなって、静かになったせいもありますし、
周りの餌(果実)は、リンゴを除き我が農園のブドウのみです。

甘さはリンゴの比ではありません。
ので、狙われますよね。

敵は「カラス」です。
彼等には、鳥よけに工夫した『赤い糸』は通用しません。
個体が大きいので、ブッチギッテしまいます。

近づかぬようかなり訓練してあるのですが、何時もいつも畑の同じ場所に
いる訳にはいかず、いない留守を狙われています。

11/1 定点観測

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久しぶりの定点観測です。
こんな感じでMerlotが紅葉してます。

これは当然カーテン仕立ての方です。
後ろの、小室山も色づいて来ました。

右側の画像に注文ください。
ブドウの紅葉でも、こんなに違いがあります。

圃場:KANですが、左側のまだかなり緑が残っているのがSauvignon blancで
右側の紅葉が進んで見えるのがPinot noirです。

こんなにも違いがでています。
もう少し時間を掛けて、樹種による紅葉の違いが紹介できたらいいかなと思っています。

10/14 紅葉?

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紅葉ではありません。
ブドウからのサインです。

『ワタシ、傷ついています』
の表現です。

考えられるのは、「樹も中にムシが入り込んでいる」
と、「何らかで傷ついている」か「ウィルスに侵されている」

で、注意深くまず根元を見てみる。
以前に草刈機で傷付けた痕がありました。
これが原因のようです。

傷の部位の上の部分からは、新しい根が延びだしていました。
ブドウはとても巧ましい植物です。
ので、この部分に土(樹の周りの土限定)を張付け、ビニール等で土が落ちないように巻き付けます。

と、その土に反応して根が生えて来て生き返ります。

10/7 苦腐病-2

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丁度、画像が残っていました。
八月の下旬の「あるシャルドネ」です。

この頃には、何度となく見学者がやって来ました。
一粒つまんで『かなり甘いですね。』が常々でした。

それから、約一ヶ月後がこんな感じです。
房の上の方は痛みが激しく、小果梗を切り落としています。

25年前の本を開いてみました。
ところ、耕種的防除(栽培方法&環境etc)はごく当たり前な方法が載っていました。
が、「防除に適切な化学農薬は見つかっておりません。」と書かれていました。かなりの難敵のようです。

と、楽しんではいられません。年々増えている感じですので、どこかで越冬しているのでょう。

10/2 シャルドネ収穫

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もう少し粘ろうかと(糖度UPを)思いましたが、
痛み具合が進んでいます。

ので、収穫することにしました。
主流のカーテンが黒カビですので、収量は1/3程度になりました。

畑による病気の差も出て来ました。
東西軸にある畑は、南北軸にある畑に較べて病気が多いですね。

垣根仕立てですので、農薬散布の差はありません。
差があるのは、日照条件です。

東西軸は太陽側と裏側が一定条件です。
南北軸は午前午後の違いはありますが、両面に日が当たります。

この差が大きいような気がします。
が、病果は表裏関係なくランダムに出ています。
それが、この画に現れています。

9/25 苦腐病(黒カビ病とも)

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これが苦腐病のようです。
山梨のあるワイナリーで、畑の3割がやられた年があったそうです。

大変広く栽培を行っているワイナリーさんですので、その3割は相当な痛手だったでしょう。

そう云う和が畑でも、シャルドネが多く羅患しました。
特に、カーテン仕立てが全滅に近いですね。

貴彦さんにネットで見てもらいまして、苦腐病と判りました。
一粒一粒に胞子状の毛?が黒く延びて来ます。

と、下の健全な粒が黒く煤けたようになります。
カビが雨でだんだんと下の粒に移って行きます。

不思議なのは、昨年やられた樹が今年はかなり頑張っているのがあります。
となると、原因がなんだか判りづらくなります。

もっと不思議なのは、周りは黒カビだらけなのに一粒だけ健全なものがあります。なぜ一粒だけが健全でいられるのか、この種を育てれば強い子が育つのかです。

(ブドウは種で育てると、親と違った性格になることが圧倒的に多いそうです。
ので、接木苗木で育てます。)

いよいよ化学農薬を使わなければならないかもですね。

9/19 いやな気配

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長引きそうな雨雲です。
ポツポツと落ちて来ました。

上旬の長雨でのダメージ響いています。
その上にまたまたって感じです。

ケルナーも晩腐が出て来ました。
pHは十分低く保っているのですが、Brixが上がるに連れて
でてきますね。

雨が上がったら収穫です。
ピノもすぐに追いかけて収穫。

シャルドネもその後の予定です。
とにかく、この雨模様は本当にいやですね。

9/6 カベルネ・フランです

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ここ一週間の長雨でした。
心配はてきめんです。

シャルドネが参りましたね。
晩腐です。

特にカーテン仕立てが影響大です。
垣根はそんなに出ていませんが、カーテンはですね。

少しこの辺で考え直さなければです。
樹にもよりますが、毎年発病が有無がハッキリして来ました。

同じ防除散布をしています。
が、垣根とカーテンの差がハッキリして来ました。

その上に、樹による違いも明確になって来ました。
となると、次は栽培者の判断ですよね。

画は、カベルネ・フランです。
毎年安定している当園のフラッグブドウです。

8/30 ピノです

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こんな感じです。
この木が一番早い部類です。

相当甘くなって来ました。
それでも、まだ青いところが残っているのがあります。

カーテン仕立ての方が、少し早いかなって感じです。
勿論、垣根の方もそこそこに黒ずんできました。

昨年より早い気がしています。
収穫時期も早まる可能性大です。

白くポツポツとなっているのは、「ボルドー液」
の痕です。ワインにはとけ込まず発酵時に下に沈み、
澱引き等で排出されます。

このまま口に入れても無害扱いです。ので、私はこのまま口に運び、甘さや酸(酸っぱさ)の確認をし、種をかじって収穫時期を決める手だてとします。

8/23 定点観測

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割と順調です。
「ベト病」は、メルローとケルナーが実に少々出ました。

その他は散見する程度です。
これからの心配は「晩腐病」と「灰カビ病」ですね。

昨年は「灰カビ病」が、白ワイン用ブドウに多く発生しました。
その菌が多く残っているようです。

ですが、対策が効きました。
こちら病気も、今のところ散見する程度にとどまっています。

ピノの気の早いものは、相当黒くなって甘みが乗って来ました。
秋雨?(夏雨!)が早く収まってくれればいいのですが。

8/10 定点観測

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ちらほらと色づいて来ました。
もうすぐベレゾン(平均的に色づく時期)ですね。

観測しているのは、Merlotのカーテン仕立てです。
この種は特に副芽が多いですね。

そのままにしておくメリットは、葉が多くなり光合成が増す。
デメリットは、風通しが悪く病気になり易い。

デメリットの方が強く、副芽を極力取ることにした。
それでも、先端に近いところからは、まだ出たがっている様子が伺えます。

8/2 畑から見える

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きっと見えるだろうと、覘いてみた。
やはり見えました。

真ん中やや右上の白く見えるのがワイナリーの屋根です。
屋根のトップが、標高770m 程度になります。

ここの畑が、標高720m程度ですので50m高い位置にある勘定です。
ワイナリーの敷地から、畑が見えるのです。

から、畑からも見える筈と思っていました。
緑が濃くなって来たものですから、隙間が少なく心配でしたが。

住まいから畑、畑からワイナリーとほぼ直線的には等距離にあります。

7/26 草刈が終わって

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昨年は、草刈の回数を意図的に減らしました。
荒れ地だった頃に戻るのかの実験です。

やはり結果は、以前の状態に近づいて来ました。
背の高い草が優位になりますね。

となると、草の種類が大きく変わり、垣根栽培の房に到達してしまうものが出ました。80cm程度の丈はざらです。

その草が、房の隙間に入り込んで、選果の時に手間がかかりました。
ので、今年は例年通りに草刈を行っています。

7/16 ナヌっ!

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圃場:SOY-S2のPinot noirの列を作業していました。
Wワイヤーから飛び出た「元気印」の枝を元に戻す作業です。

1本の枝だけなら、比較的戻すのは楽です。
が、Wワイヤーの中に枝を差し込んで戻したいのですが、

そのWワイヤーを、他の枝の巻ズルで強固に締め付けている
ことが多々あります。となると、ツル切りからが出発です。

束になった「元気印」を元に戻そうと一つづつばらしていると、
『これ』画、出て来ました。ワイヤーにしっかりくっついています。

蜂の巣かと慎重に覘くと、それらしいのが出て来ません。
『土作り』であることは、間違いありません。

となると、「鳥」?にしては小さ過ぎます。やはり、昆虫類でしょうか。
「熊五郎さん」判りますか?

7/15 定点観測

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洗馬の畑も日中は35℃前後迄上がります。
日陰が欲しいですね。

スポーツドリンクは、午前中で1Lを消化します。
その上に、真水を同程度いただきます。

午前中の作業が終わる、着ているものすべてを干します。
ズボンの後ろ上部は、潮吹き現象で白くなってしまいます。

やはり、怖い「ベト病」が散見します。
これだけ「暑い」と大丈夫な筈なんです・・・。

傘掛けを遅ばせながら開始しました。

「傘かけ隊」募集です。泊り込み三食つきですが、暑さに強く早起き好きな方です。
勿論、一日日帰りも歓迎致します。洗馬の水は、とても美味しいですよ。
メールで連絡願います。 votano@amber.plala.or.jp

7/9 定点観測

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どうやら枝の根元も落ち着いて来ました。
それでも、瞬間的強風が吹けば折れます。

と待ってばかりはいけません。
枝どうしが、お互いにツルを伸ばして絡まっています。

となると、風通しが悪くなる上に、農薬散布の効果も
期待できません。

ので、枝を所定(指定席)の位置に直して、絡まったマキヅルを切り、
上に伸びた枝を下に下ろします。

この時期は、一日に10cm前後伸びます。
その追い打ちに、夜中に雨、日中は晴れの天気。
好条件でさらに成長しています。

7/3 徒長枝

画像の説明

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気にはなっていました。
だんだんと枝が上に向かって伸びていましたので。(↑の画像)

ですが、今年の甲斐ブランは強風でだいぶ折れてしまったので、
まだ枝を下ろすのは早過ぎるかなと判断。

そうこうしているうちに、こんな感じになってしまいました。
それでも、まだ枝の根元は堅くならず、無理な格好で下げを始めると
『ボキッ!』です。

残った枝が少なくなって、よけいに元気が出てしまったのか、
徒長枝(元気良過ぎ)の形になってしまった。

そのせいだけではないのでしょうが、「花震い」が多く
収穫は少ない予想です。

6/27 出張飛行訓練?

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畑での出来事です。
時々に、『ピピイイ』の声が聞こえました。

一定の間隔ではありません。
が、何故か賑やかな鳴き声です。

何回か続くうちに、その声の方に行ってみました。
とどうでしょう、ツバメの親が子ども達に餌を与えていました。

『エッなんで!』ですよね。
ツバメって、子どもには巣で餌を与えるんですよね。見慣れた光景として。

ですが、住宅地から500m以上はなれた畑のワイヤーに掴まり、
飛行訓練をしていました、といっても子ども達はまだ自分で餌の
確保は無理なようです。体だけは大きいのにって、何かににてますね。

6/23 定点観測

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防風ネットの設置が必要ですね。
木曽谷からの風が、かなり強いです。

例年になく新梢が折れています。
新梢中でも一番太い甲斐ブランの被害が大きいですね。

『自然が収量制限をしてくれる』と思ってはいるのですが、
あまりに多くが折れてしまうのを目前にすると、やはりショックですね。

一日では終わらず、天気次第では一週間異常になります。
折れた枝をかたしても、また見つけると『収量制限し過ぎだよ』
と、誰にとはなく言葉が出て来ます。

今年は何か変ですね。開花時期が種類によってズレるのですが、
それが本の僅かになっています。

暑さのせいか、遅れていた成長もほぼ例年通りになって来ました。
このメルローも開花しました。重力に逆らえず枝が下がり始めました。

6/12 クモの子を散らす

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ことわざとか、慣例句とか忘れましたが、「クモの子を散らす」ごとくと表現することを耳にしました。

その現象の本物を見たのは初めてです。
誘引作業途中で、『ぎょぎょギョー』と、引きましたね。

枝を触った途端に、なにやら無数の小粒が動きました。

それは、すぐに動きを止めました。また枝に触ると小粒が動く。
よく見ると、「クモの子ども達」でした。

触ると動く、「クモの子を散らす」はこのことでした。
本当にその言葉通りでした。

何匹いるのかは判りませんが、大人になるのは果たして何匹でしょうか。
クモは、ブドウ畑では大切な友達です。

6/9 定点観測

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こんな感じで育っています。
が、この地はとても風が強い地域です。

木曽谷からの風の出口に当たります。
その南風が、毎年この時期に吹きます。

この時期は、新梢の根元の強度が十分ではありません。
そのことが「芽欠き」作業が楽なわけです。

そのうちに、重力に逆らえず新梢は下に垂れ、
カーテン状になります。

5/31 もう少し

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カーテン仕立ての「芽欠き」を行っています。
かなり首が疲れます。
ズーッと上向き作業で、2時間もすると上を向くことがいやになります。

今年は、垣根栽培に「レインプロテクション」システムを導入します。
雨よけです。
これの準備に相当手を焼きました。

と同時に、剪定枝を燃やす作業が捗らず4山残っていました。
雨がちな天気を利用して、4山を燃やし終わりました。

レインの方も、カミさんの手助けによりどうにかワイヤーを張り終えました。
「芽欠き」をすると、約1/4程度に空きます。

5/25 使用前後

画像の説明

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雨が上がってすぐは、負荷が掛りすぎます。
なので、一日おいてから作業に入ります。

その準備に、前の日から機械「モア」の点検。
といっても、刃の具合を確認する程度です。

決行と決めたら、4時起きです。
軽く朝食を済ませて、「モア」を積み込んで畑に。

朝露を含んだ草は、「モア」にとっては一番いい感じです。
ちょうどいい負荷と、切れ味です。

ホコリも湿気で出ず、マスクも必要なしです。
乾燥していると、ホコリを頭から被ってしまいます。

5/21 Nebbiolo-2 

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これが垣根栽培のネッビオロです。
画の樹には多くの花芽が付いております。

が、その奥の樹には殆どそれが付いておりません。
『何故か?』

とても不思議ですが現実です。
先端の芽が、どうしても元気になってしまうのが生理現象です。

花芽がたくさん付いている樹種なら、
先端元気印を芽欠きして、一本全体のバランスを取ります。

が、この少ない花芽のネッビオロは『そんなこと出来ません!』
です。
間違って、コメントが消えてしまいました、スミマセン。

5/19 Nebbiolo

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一斉に芽を出しました。
ネッビオロの挿木であります。

100本は越えていますね、芽を出したものだけでも。
隣の箱にも15本程度元気です。

しかし、畑の5本の発芽を観察していると、やはり栽培は難しいですね。
コンスタントに実を付けません。

その現象が「何故」なのか分りません。
昨年、実がなったのに今年は花芽がつかない、こんな現象ってありですか。
ありなんだよなー。

5/14 もうすぐ芽欠き

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カベルネ・ソビニヨンの合剤散布がやっと終わりました。
ラストの合剤(石灰硫黄合剤)散布です。
かなり濃く20倍で使用してます。

この薬に対する樹種の強弱(薬害)があります。
Cabernet sauvignonはかなり強いですね。

葉が開いているものに、たっぷりかけての実験。
葉焼けは起きませんでした。

それに較べてPinot noirは葉焼けが出ました。
本来は、葉が開く直前がベストですが、成長がばらばらです。

垣根仕立ての若木の成長が早いです。
たくさんの芽から、元気印を捜して残し、
その他は「芽欠き」します。
そのタイミングも、霜の心配が皆無となれば
始まります。でもまだ霜注意報が出ています。

小室山がハッキリと見えました。

5/12 次々と

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雨が一休みしている間に、気になっていたPINOT NOIRに合剤の散布を終える。
他の樹の様子を伺うことに。
成長の一番進んでいるSauvignon Blancの芽を点検。
樹種としては、S.Bは遅い方です。この樹種より遅いのが、カベルネ・ソービニヨンです。

この芽だけが例外的ですね。
が、すっかりもう花芽がついています。
そう、発芽と同時に今年の花芽は準備されているのです。

と云うことは、冬の間に(いや、昨秋に)今年の房の準備完了を示しています。
後は、ブドウ百姓がそれを活かせるか否かです。

根本には「コウモリガ」除けの野蒜を植えてあります。適当に増えたら引抜き、とても美味しい「つまみ」となります。

5/9 シャルドネ

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暖かい日が続き、成長に加速がかかりました。
10日前後の遅れの発芽です。

困ったことに、品種による発芽が毎年はズレるのですが、
今年は、一揆に芽吹く気配です。

一番よく効くタイミングで、品種毎の消毒を行おうと計画。
それも、早々にくずれかけています。

その中で、シャルドネが一番早い発芽です。
友人のベランダ畑では、既に10枚程度の葉を付けています。

温度差の違いで、こうも成長が違うのですね。
まだまだ堅そうなのが、カベソーさんです。

5/5 なにムシ

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作業中に、目の前に出て来てビックリしました。
思わず手を引っ込めました。

KOH君なら大喜びでしょうけど。
「ハンミョウの仲間かな」と見当をつけましたが、
調べるとチョッと違っているようです。

結構大きく、ヒゲを除いて4cm程度ありました。
なかなか逃げませんが、飛べるのでしょう。

愛嬌のある「顔」ではありませんでした。
スチールの柱に、滑りもせず上手く6本の足?で
静止しいます。

こちらが覘くと、サッと柱の内側に隠れます。堅そうな小さな「目」にどう写っているのか

何となく、原始的な感じがするムシ?でした。
熊五郎さん!このムシは何でしょうか。

5/4 違いが分りますか

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連日の黄砂で、ぼんやりと近くの山が見えます。
遠くの山々は見えません。

ブドウ畑の周りでは、桃の花が綺麗なピンクで自己主張。
梨の花も負けてはいません。

小さく枯れんな白い花はプルーンです。
やや遅れて、サクランボの白い花です。

桜と云っても、随分と違います。
八重桜とも違っています。

サクランボの木と梨の木のそれぞれの花をアップしました。
どちらがサクランボの花か判りますか。

4/30 畑の今

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成長が遅れてるとは言え、芽もだんだんと膨れて来ました。
その前にこんな状態です。

一面の「タンポポ」です。
年々増えている感じがします、クローバーと共に。

やはり、西洋タンポポが圧倒的に多いですね。
圃場:SHIMOでは、珍しく「和タンポポ」がかなりあります。

遊びに来ている娘が『うちの方は、もう綿毛だよ』と。
季節感の違いですね。

昨年は、意識的に草刈回数を減らしました。
と、よもぎやら夏ジオンなど、せいたか組が俄然元気になりました。

4/24 樹液

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先日、「塩尻ワインクラブ」主催のワイン会がありました。
大勢の参加で、とても賑やかでした。

ウェルカムを含めて、赤白で6種類。
途中で事務局さんが、2種類の赤を追加です。

その場所で、今年も依頼を受けました。
そうブドウの「樹液」です。

昨年は、シラーの一種類でしたが、今年は少し増やしましょう。
と、軽い約束をしてしまいました。

採取を始めて三日経ちました。今朝見ると雨が降ったおかげで、そこそこに溜まっていました。

上はカベルネ・ソービニヨンで、右がシャルドネです。
後一つは、メルローを採取していますが、量は一番少ないですね。
どうも使用用途は化粧水になるようです。

4/20 早朝-2

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4月も中旬を過ぎています。
のに氷点下に近い朝を向かえました。

が、確実に暖かくなっています。
その証拠が、この「ブドウの雫」です。

昨日の降ったり止んだりの雨でしたが、その分水分補給が十分出来たのでしょう。

まだ全種類が「水揚げ」をしている訳ではありません。
また、収穫する順にでもありません。
こんな現象一つでも、ブドウの個性が出ますね。

4/14 早朝

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風が弱い筈と判断。
が、そこそこに吹いていた。

全くの無風よりは、少しの風がある方が消毒し易い。
「トラカミキリ」に毎年泣かされています。
ので、それに効く薬を打つ事にしました。

背負動噴で丁寧に散布と、機械の点検を先日しましたら、
液漏れ発生でした。

江森農機さんの勧めで、おNewを。
さらに、肩への負担を軽くするための台車を注文。

確かに負担は減りましたが、それなりに重労働です。

4/13 誘引終わる

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           垣根栽培

画像の説明カーテン栽培

気温も上がり、少々の雨も降りました。途端に剪定した切り口から、水がポタリポタリです。
そう『水をあげてる』と言います。全部の樹ではありませんが、かなりの数ですね。

となると、堅い樹もいくらかしなやかになります。
そうなると、フルーツワイヤーに伸びた枝(結果母枝)の誘引が楽になります。
[ブドウの実(房)は、この結果母枝から芽がでて、伸びた枝に花が咲き実(房)をつけます。]

が、素直な枝ばかりではありません。
無理に力をいれますと『パッキッーン』で『ウァオ!』となります。
慌ててガムテープを取り出し、効果はともかく応急手当をします。

メルローは特にしなやかですが、ソービニヨン系は堅いですね。
『メリメリ』といいながらも、甲斐ブランは結構耐えます。

3/28 レインプロテクション

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9年前、ココファームで試験的に取り入れました。
「雨よけ」のシステムです。

以前より、シンプルに改良されているようです。
「晩腐病」の最大の的は雨です。

日本より雨が少ない(特に収穫期に少ない)フランスでは、
あまり目にしないようです。
雨さえあたらなければ、この病気は防げそうです。

現に、ハウス栽培のブドウには発生は殆どない様子です。
と、一房づつ傘を掛けるのもかなりの労力が必要。

で、考えだされたのが「これ」。点ではなく線状にカバーしようと。
デモ用でして、実際は5月下旬くらいにセットします。

3/26 消炭に

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注意深く水やりを行って、これだけの炭が出来上がりました。
火がついている「炭」の力は恐ろしいです。

ほぼ消えたと思っていると、徐々に吹き返してまた火がつきます。
結果、全てが「灰」になります。

それを防ぐためには、色々なコツがあります。
1/10程度が燃え残ったら、その部分を徐々に隅に移動。

燃えきった(灰になる手前)部分から水をかけます。
掛けながら、山を崩してさらに水やり。

1/10も燃え、最後に炭を拡げて丁寧に水やりです。
けむり、湯気がなくなる迄目が離せません。

ここで見逃すと、翌日には全て白い「灰」になっています。
2回ほど経験しました。

3/23 炭焼き?

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剪定枝の野焼きです。
塩尻市では、「野焼き禁止」が原則です。

が、ここ洗馬の「果樹の剪定枝」は例外だそうです。
ブドウのみならず、「リンゴ」「桃」「梨」「プルーン」「ネクタリン」etcあちこちで煙が上がります。

その煙にも二種類の色があります。青い色と、画のように白い煙です。
そう青い色は完全燃焼に近いもので、白いものは不完全燃焼です。

循環栽培の一環として、「炭」を作って樹の下に戻します。
燃やすのでなく、「燻す」方に近い感じですね。

極力空気を送らずに燃やすため、白い煙がでます。
衣服に煙がしみ込み、体中が「薫製炭」の臭いを発します。

3/18 剪定枝

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一日中枝を集めました。
午前中で、腰が体を屈む度に「イタたたアー」って感じでした。

午後は、何故かなじんだのかその痛さは半減。
ですが、痛いモノは痛いです。

欲張って半分を消化しました。
あと半分です。

一輪車で何度も行ったり来たり、「ひらめき」があり、
これだけ積めるようになりました。

気がつく迄の3倍を一度に運べますが、
腰を曲げて積む作業の回数は減りません。

3/12 フィニッシュ

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剪定も、最後の一列になりました。
週末はいろいろと行事が重なり、作業が進まずじまいでした。

そんな中での11日の「地震」でした。
目眩がして、『体長が悪いのかな』って感じで始まりました。

塩尻に越してからは、一番大きな揺れでしたね。
それでも震度3です。夜中(早朝かな)も震度3でした。
夜間3回の余震は気をもみます。

ラジオを聞きながらの作業、これからはブドウの蔓取り。
その後は、皮むき・根切り・誘引・休眠期の消毒(防除)
と、発芽迄の作業が続きます。

3/8 あと僅かに

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遅れていた剪定作業も、あと僅かになりました。
ラストスパートと思いきや、重い雪がたっぷり。

月曜日は、一日中降っていました。
早朝の積雪状態で、ご近所の雪かきが決まるそうです。
がカウント時で、この日は積雪不足だったそうでした。

今朝も畑には、一番乗りでした。
その分、最初の難関の坂道はチョット緊張。

四駆にして一速に落し、ややスピードを落として登る。
変な感触は無く、割とスムーズに登れた。

最後になってしまった「ケルナー」の垣根です。
あと8列になりました。

この種類は、樹勢が中庸ですので短梢剪定が殆どです。
中には元気印がおりまして、長梢で仕立てます。

3/2 寒の戻り

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二三日前です、雪が降りました。
湿った雪で、家の周りではたいした積雪にはなりませんでした。

が、周りの山々ではこんな現象でした。
そう、「霧氷です」ですね。

雪迄いきませんが、気温が低いためにミゾレが凍った状態のようです。
その日の午前中はこのような状態でした。

さらに高い位置の、高ボッチや鉢伏山は夕方迄白くびっくりでした。
畑の作業は、耳がちぎれるくらい寒かったです。

2/27 来畑者

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先日、畑に来て下さった方が続きました。
まずは、剪定作業中に突然とお見えになりました。

『この辺で・・・・・』の声が、隣の弥佐雄さんの畑から聞こえて来ました。
こちらですの合図を送り、栽培の話に。

大町からお二人でおいでになりましたのに、短い時間での会話です。
もう少し丁寧に説明すればと思い、反省です。

その翌日に、山梨からのお客様です。
出身は、さいたま市との事ですぐに親近感です。

栽培に熱い情熱を持っている青年でした。
我が圃場を見て、『大変よい草が揃っています』と褒めていただきました。

色々な、ここ迄の説明を冷たい風が吹く中で聞いてくれました。
車の中で話す事も考えましたが、結局畑の中で終わってしまいました。

家に戻り、地質のデーターを差上げました。
興味を持っていただけるといいナです。

画には2機の飛行機が写っているのですが、見えないですね。

2/19 小室山

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雪も融け始めて来たのにです。
周りの山々はよけいに白くなりました。

家の周りでは小雨模様でしたが、『山ではダンベ』の様子。
こことは、350~450mほどの標高差。
多分、霧氷になっていたんだと思います。

そんなことで、白くなった小室山です。
北アルプスの白さからは、比べ物になりませんが。
右奥の中央アルピスに続く山は、かなり白くなっていました。

2/10PM 現象

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河岸段丘を2つ登ると、土の肥えた「桔梗ヶ原」の畑地です。
前を向いて運転。

視界に何やら煙のようなものが、地を這っている。
対向車が続き横目で見る。

『ヌあんだ?』と頭の中を回転。
想像をたくましく、色々思い描く。

ガスを入れて、もと来た道でストップ。
やはりそうでした。空気中の方が寒いからです。

人間の吐く息と同じ現象です。
大地は本当に暖かいんですね。

2/10 半ば

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どうやら剪定も半分近く片付いて来ました。
寒さも緩んだり、厳しさが戻ったりです。

今朝は一面が白くなりました。
が、気温は比較的暖かくすぐに融けそうです。

周辺の気掛かりは、鳥が少ないような気がします。
その割には、「カラス」がやけに目立ちます。

畑の周りでは、2大派閥の感じですね。
西側の山組と、東側の組です。

その殆どは西組で占められ、その数ざっと200羽って言ったところでしょうか。その役割分担は見事で、人間より優れているかもです。

2/5 スッキリと

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一昨年と昨年に、悩んで仕立てたソービニヨン・ブランの垣根です。
昨年は前の年の反省から、スマート・ダイソン仕立てを取り入れました。

が、これが中途半端なところがあり、大成功とまではいきませんでした。
目的は達成しましたが、弊害も出てしまいました。

その反省から、今年はこんな感じの剪定を行っています。
左上がBeforeで右がAfterで、枝の山が予想以上です。

1/31 オットびっくり

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氷点下10℃を下回りました。
今年2度目ですね。
頭から耳に防寒頭巾?を被り、手袋2枚で作業です。

やはり寒さのせいか、樹の水分も少ない様子です。
これは大事なことで、水分が多いとそのまま凍ってしまい、『バッキッ』と縦にひび割れ凍害を受けてしまいます。

3年前にかなりの本数が出現しました。
それもCabernet Sauvignonのみにでした。
彼等にとっては寒過ぎる気候なのでしょう。

剪定と続けていると目の前に「蜂」が、『ワアッ!』と除ける。
とよく見ると、「百舌鳥の生け贄」でした。

1/28 ヤルジャンガラス

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ここに来て冷込みが厳しいですね。
畑に出るのがやや鈍ります。

その畑の農道に不思議なものが。
茶色な小さな塊が、点々と5、6個並んでいました。
いつのなら、こんなところには無いものです。

軽く『パキッパキッ』の感触で通り過ぎました。
気になって車を止め、徒歩でその場所に戻りました。

古い「クルミ」の半割れを敷き潰したようです。
実が僅かに残っているようで、それを食べようとの工夫です。

『軽トラが通るワダチの跡に、一列に置いておけば』と、考えた様子です。
この時期、一番餌の充てが厳しいようです。
それも5、60羽の団体行動です。知恵者がいるんですね。

1/24 カーテン仕立の剪定

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夜中にうっすらと雪が降った様子。
畑の姿も、うっすら白くこんな感じになりました。

圃場:SHIのカーテン仕立てです。
剪定の順番も決めています。
発芽の早い順に取りかかります。

この畑では、シャルドネの萌芽、その次が甲斐ブランかな。
右側2列がシャルドネで、剪定は終わりました。

その左側が、甲斐ブランで取りかかったところです。
無造作に撮り、逆光で判りづらいですね。いかん!遺憾!

1/21 短梢剪定(Cordon コルドン式)

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19世紀の後半に、コルドンさんが考案された整枝法です。
これをベースに、ヨーロッパ各地で発展系がみられます。

最初の頃は、畝間は1m程度で、樹間1.5~2.0m程度であったようです。
それが最近は、農業機械(トラクターetc)で運行するため、
畝幅は2.0~2.5m程度に広がってきている。

当農園は、後者の畝幅で構成されています。
経済性・作業性・十分な日照等を考慮すると、
その中で、2.25m程度が一番いい感じです。

2.0mの畝間ですと、収穫期に軽トラで入れても
運転席からの出入りが大変です。

上記の画は、6年生のケルナーで樹間2.0m程度で、畝間は2.0mの圃場:TAKです。

‘11.1/18 剪定が

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大雪の山形のお話です。
七草を過ぎた頃から、かなりの積雪になっている様子。

湿気の多い雪質だそうです。
そのため、「サクランボ」樹が折れてしまう危険が。
その雪下ろしが大変と、どう降ろすか想像して下さい。

その前に、対象の畑にたどり着くのが一苦労のようです。
腰以上の雪をかき分けて進み、着いた頃は『ヘトヘト』で、汗びっしょり、声も出ないとのこと。

『長野も雪で大変でしょう?』そう、塩尻は雪の量は殆どありません。『寒いだけで〜す!』

本格的な剪定が始まります。

12/28 餌を求めて

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このところ、突如として鳥達が襲って来ます。
と云うよりも、『バタバタorパタパタ』と音がしたかと思うと、
2、30ッ羽固まって枯れた枝にやって来ます。

時々、人間が木の下で作業しているのを無視してやって来ます。
その時は、まず人間が『ハット』驚き、
一呼吸置いて、今度は鳥達が驚き、慌てて『パヤパタ』と退散します。

昼間なのに、やはり「鳥目」なんでしょうか。
そんなバカなです。

12/23 山では雪ダンベ

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冬至を向かえて、冷込みが一段と厳しくなりました。

この時期、太陽さえ出ていればそこそこに暖かい。
が、このお日様が隠れてしまうと、気温以上に寒く感じる。

さらに風が吹き出すとなおさらです。木曽谷から吹き出す風は、雪を連れて来ます。降るのではなく、舞っている感じです。

鉢伏山も冠雪です。風は耳をちぎりそうです。

12/16 番外畑

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先日、イチゴ畑を紹介しました。
そうです、花が咲いていたあのイチゴです。

だいぶ紅葉して来ましたので、デジに納めようかと。
ととです。赤い葉の裏側に赤いものが。

そうまぎれもない「イチゴ」でした。
それも首ながの、美味しい『ヘップリタイプ』です。

『Why?』and『What』って感じです。
氷点下を向かえている洗馬にです。

まぎれもない「イチゴ」です。
よく鳥達から逃れました!おめでとう!おめでとう!  ありがとう!

12/14 心配も

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最近、畑のあちこちに「モグラ山」を見つけます。モグラが掘った土を、地上に掻きだした土の山です。

大きいのは直径30cm程度で、高さは20cm弱です。小さいのは10cmくらいでしょうか。

畑に微生物が増え、それを餌に「ミミズ」達が増え、それを餌に「モグラ」が増えの現象のようです。

微生物が多くなる事は歓迎ですが、モグラは時にはブドウの根をかじるそうで、心配になります。

12/10 やや冠雪

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選定作業の前段を行っています。
どの樹を切るかとか、この枝を伸ばそうとかの選択です。

悩んでしまう瞬間が、かなりの頻度で出て来ます。
隣の樹の勢い、そのまた隣の樹、さらにって感じで
全体を眺めながら決めて行きます。

途中で、樹の裏側に回ってみると、『アッ!』と、
「こっちの方がいい枝じゃん」ってなこともしばしばです。

鉢伏山です、標高1,600強です。
なだらかな尾根が特徴の山です。
頂上付近が、二日間の雪模様で白くなりました。

12/6 未熟の感知

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ブドウ畑の周りの果樹も、殆どは実も葉も落としています。
その中で、所々にこんな光景がありました。

まだ食べごろではなさそうです。
葉は一枚も残っていませんが、実は鈴なりです。

カラスをはじめとして、鳥達はまだ寄って来ません。
何時もながら、食べ頃センサーには驚かされます。

見た目は十分に熟しています。
が食べれば、まだまだ十二分に渋いですね。

この感覚をどこで感知しているのか、鼻で臭い?
小さな舌で味覚?いやいや目で食べ頃?

どうやって知り得るのか、教えて欲しいね。
人間より、はるかに歴史があるからな〜。

12/3 たくましく

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夏の鳥達もめっきり少なくなりました。
その代わりに、冬鳥が姿を現して来ました。

その鳥達の特徴は、かなり親人間派が多い気がします。
すぐ近くまで寄って来ますので。
それも、『なにしてんだい!』的に覗き込んできます。

作業していると、何か餌が出て来るんではないかと
期待しているんでしょう。穴を掘るとたちまちですから。

一羽が来ると、必ずってくらいに仲間が
後を追って来ます。

時々縄張り争いでしょうか、上昇したり下降したり。
さらには、取っ組み合っている感じもします。

そんな事にはおかまいなく、
寒さの中でも、しっかりと咲いています。
強いな〜。

11/30 ついに

画像の説明
ソービニヨン系で、最後まで葉を付けていた
ソービニヨン・ブランでした。

が、11月の最終日にはほぼ落葉です。
左の画がそれです。

工夫をして、花震いを防げたのですが、
今度は、枝が込みすぎました。

結果、葉の奥の方の房が光不足となり、
期待した糖度に届かずじまいでした。

一本の樹に、もう少し枝(芽数)を増やす事が、
今後の対策ですね。(=樹勢を押さえる)

か、今年同様な発芽を促し、落花頃に剪定を
入れるかですが、これは手間がかかりそうです。

花震いしてしまえば、実がならず一年がこの段階で
終わってしまいます。選択は色々でですが、
実がつかない事には、遺憾ともです。

11/25 一つ残った

画像の説明

意識的に残した房です。
種類はCabernet francです。

鳥達は、よだれを垂らして連日通って来ます。
が、固い防御で退散です。

ロウ紙一枚で完全防御と思いきや、背伸び(腹のびかな?)して
なんとか房の先端をついばもうとトライ。

そうはさせじと、止まれる部分の枝をチョッキン。
で、この状態で治まりました。
Brix=28.8です。

11/17 強い霜

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二度目の強い霜です。
見事に葉が落ちました。

どうも順番がある様子です。
Pinot noirとChardonnayの落葉が早いですね。

収穫の順番かと思いきや、Kernerはまだしぶとく
半分くらいの葉が、ぶら下がっています。

比較的多く残っているのは、Carbet族ですね。
画は、カーテン仕立てのピノです。

11/10 強風

画像の説明

昨日で、ブドウの収穫作業が完了です。
ほぼ二ヶ月の間は、ブドウ&整理運搬、またブドウ&整理運搬です。
来年はさらに、ブドウ&仕込み、ブドウ&仕込みの連続となりそうです。
他の事はいっさい手に付かぬ状態です。

昨日からの強風で、二日続けてです。
と畑では、こんな状態になっています。

で、手遅れが発生しました。
ネッビオロを収穫しようと行きました。
鳥達が、一斉に飛び立ちました。

『あまかったー!』です。
葉に隠れていたときは、鳥の目からはカモフラージュ
出来たのですが、その肝心な 「葉」 がありません。

丸裸でした。無惨につつかれた残骸の房。
今年は、最後までブドウは御難続きで終わりました。

11/4 初霜

画像の説明
0℃まで下がりました。
一面、雪が降ったような白さでした。

気温が少し上がったところで、早速畑に。
まだ霜が融けきらずに、草の上が白いところも。

陽が差し込んだ部分は、みどりが鮮やかです。
そのみどりがだんだんと広がって行きます。

11/3 ピノのカーテン

画像の説明

いよいよ残すところカベルネ・ソービニヨンのみになりました。
葉が付いている風景も、今日が最後になりそうです。

明日は、どうも霜が下りそうです。
強い霜ですと、いっぺんに葉が落ちます。
それは見事に落ちてしまいます。

ここでも、自然の力はスゴイですね。
となると、光合成は働きません。
ので、最後の収穫を向かえます。

このぽピノは、ウィルスか虫が入ったかの
原因でこんな紅葉になりました。
多分、ウィルスかな?って感じです。

10/10 酷暑&干しぶどう

画像の説明
暑さに負けた今夏でした。
完熟の時期をすっかり間違えました。

その点で、ブドウの種類が多いのでさらに尾を引きました。
まだ、過去形は早いのですがそんな感じです。

一つの遅れをズーッと引きずっていますね。
追いつけようとすると、丁度雨だったりして。

さらに遅れてしまったケースもでました。
終盤にさし変わりました。
ラストスパートで追い越しましょう。

樹になったまま干しぶどうになった、貴重なMerlotです。

10/7 クモの巣に顔を

画像の説明

Merlotの収穫をしている時です。
カーテン仕立ての内側に入ろうとしたら、
「ベタッー」っと上半身&顔一面を覆われました。

『そうーっと』後ずさりです。
強烈なネバネバも、なんとか元通りに帰って行きました。

よく見ると、クモの巣と云うより「余部の鉄橋」状態です。
その鉄橋の中に、既に養分を吸い取られ残骸が、
7、8個丸い固まりとなって墓場を形成してました。

とすぐ横を見ると、見慣れた「巣」の中央に「こやつ」が
鎮座していました。

お腹の長さは2.5cmくらいあります。この腹なら強烈な「糸」
を出すだろうと想像出来ます。

「カンダタ」も、こんな強力な糸に掴まりたかっただろうなあ。
と、思うくらいのネバネバでした。

虫博士&熊さん、このクモは「なんて名前ですか」。
畑には大小の「こやつ」が、あちこちに見られます。

10/2 かなり

画像の説明
だいぶ透けて来ました。
もう少し先になるでしょう、収穫は。

種が透けて見えるくらいになると、穫り時になります。
が、暫し判断を間違えると大変です。

酸味ですね、やはり大事なものはこれです。
今年は、かなりこの点で反省する材料が多くあります。

また、課題が沢山出来てしまいました。

9/30 赤用初

画像の説明

例年と同様の収穫。
Pinot noir です。

今年の天候では、もう少し早くの収穫がよかったかな。
まだまだ課題がいっぱいです。

雨には強い品種と思い込んでいましたが、
顕著ではありませんが
やはり弱かったです。

と、酸が十分に残っているうちに収穫が
一番適切かなと。

ついつい糖度を優先してしまいがちです。

9/26 運送車

画像の説明
年々収穫量が増えています。
委託先に搬送するにも、軽トラでは一回では運べません。

そこで捜していただいていた「トラック」です。
1.5tの幌付きが見つかりました。
走行距離も1万2千キロ程度でした。

幌の背が高く、高さ方向の感覚に注意です。
試運転で、早速張り出した枝をかすめていました。

9/21 委託醸造

画像の説明

昨年までの委託醸造先の事情で、
今年は委託先が変わりました。

こじんまりとゆったりした醸造先です。
昨年の、半分にも満たないKerner です。

が、残った品質はかなりのものです。
バスケットプレスで、緩やかに優しく搾りました。
Brixで23.9と上々です。酸が命なのでそのデーター
は後日のお楽しみです。

窄汁作業を終え、水洗いをしているところです。
次は、Pinot Noir ですが、また雨模様で遅れそう。

9/19 双子

画像の説明画像の説明
Kernerの収穫から始まりました。
雨で、少しタイミングが後ろにずれました。

そのせいか、急に「晩腐病」が出て来てしまいました。
もう少し早く収穫をすればと反省です。

酸の抜けが早いのが、今年の特徴ですね。
猛暑の影響で、洗馬でも糖度の上がりは早いのですが、
その分、酸が抜けるのも早かった。

以後の収穫も、酸に注意しながらの収穫ですね。
目が離せません。いや、酸を離せません。

9/15 雨嫌い

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ブドウは総じて、雨が嫌いです。
この時期、「晩腐病」が大変気になります。

既に、酸味が落ちてきた粒には、症状が出て来ました。
その上雨が当たりますと、病気が伝搬します。

その早さは超特急並み?の早さです。
春夏の「ベト病」と並んで大変恐れる病気です。

そこで、ロウ紙の傘を掛けました。
行儀の悪い房は、掛けるのに一苦労です。

9/13 畑の現況

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カーテン仕立ての畑は、現在こんな感じです。
暑さにも負けずに、草はよく伸びます。

この畑のみ草刈りを行っていません。
他の畑もそうしようとしたのですが、
草による水分の蒸散を押さえたいので刈りました。

圃場の一部では、草はカリカリに茶色です。
そこのブドウの葉もしんなりです。
今週はいよいよ収穫し、すぐに選果して委託先に運びます。

先日は、諏訪のCさんにカリカリになった実ベト果の
切り落としを手伝っていただき助かりました。

9/9 暑さが

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影響が出て来ました。
そう、今夏の暑さがそれです。

糖度には、適度な暑さはプラスに働きますが、
過度に暑いと、酸味が早めに抜けてしまいます。

その傾向が出て来ました。
ケルナーは、数値よりも官能(味覚)的にはバランスがいい感じです。
が、pHが、3.3は気になりますね。
そろそろ限界かなって感じです。

ブドウを運ぶ「トラック」がやっと決まり、
購入の手配をお願いしました。当然中古車です。

それが、来週の木曜日以降との事。
さてどうする、どうする?です。

9/1 カエル

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順番を考えながらの傘かけです。
雨よけのためですので、房が丸出しで「やばい」
ものを優先に。
掛けたい品種は多く、
その順番も3日待ちも沢山あります。
と、こんなところで雨宿り?
雨乞いか!

8/26

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畑は、傘かけで大忙しです。
「晩腐病」が怖いために、傘を掛けます。
雨がこの病気を蔓延させる原因です。
のために、房に雨が掛らぬように紙(ロウ紙)の傘を掛けます。
19cm砥21cm角の大きさです。
ホチキスで2カ所止めます。
肝心なのは、雨が房の軸から入り込まない事です。
この一瞬の止め方が、後の収穫に大きく響きます。
気合いが抜けません、一瞬たりともです。
お隣の畑で毎年、このような花が咲きます。
何となく、「トランぺッターフラワー」に似てます。

8/17

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房落しが完全に終わってはいません。
そんな事とは関係なく、
ピノ・ノアールはかなり黒くなって来ました

地元の行事や、夏休みでお客さん多数お見えで
少し畑の時間が少なくなったかなです。

暑さにも負けずに、草は生き生きです。
暑さに負けた人間は、青息吐息です。

T君からいただいたデジで撮ろうと待機中。
写メの便利さが、ただいま邁進中。

8/8

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ピノ・ノアールがベレゾン(ブドウが黒く色づき始める事)直前です。
全体的にはまだですが、あちこちに黒い粒が見られます。

と、慌ててショルダー切り&房落しを行っています。
元気な1本の枝には3房、4房付いているものがあります。

それを2房に揃えます。(収量制限をして、完熟させるため)
元気のない枝や短い枝には一房のみを残します。
切り落とした後の地面がこんな感じです。

8/6

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夕方近く、草の上で一休み。
暑すぎるのか、セミの声は聞こえません。
小型の鳥の集団が、時々頭の上を通過します。
美ヶ原の方向に出て来た入道雲。
スコッチテリアになったり、仁王様になったり、
トドになったりしながら、変身ショウは閉会のようです。

8/1

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当たり前とと云えば当たり前ですが。

少しづつトンボが増えて来ました。
アキアカネは、現在は標高1,200m前後にいるそうです。
これが、気温が下がると同時に里に降りてくるとか。

作業をしているとトンボがやって来て、ワイヤーに着陸。
大変風が強く、機体の制御に手間取っていました。

そこからが面白い。当然ですが6本の足と4枚の両翼で
バランスをとり、水平を保っている様子です。

この後ろ足2本が、かなりバランスを取るのに大事そうです。
綱渡りの人間のように、しっかりとワイヤーを握っているように
みえました。なにか二股に分かれている感じですが。

7/31

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昨日の圃場です。
SHIMO畑のカベルネ・フランで、カーテン仕立てです。
実験で、今年は草を刈らずにそのままの状態です。
ここはカーテンですので、草の丈がかなり高くなっても
それほど支障はないのですが、
垣根仕立てでは、房の位置まで草が迫っています。
所々では、草の方が房位置を上回っています。

7/26

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挿木の畑です。
今年は「マメコガネムシ」が沢山出没で困っています。
とっても取っても減る様子はありません。
脇の防火水槽に住む「ライギョ」らしき者の餌になっています。
が、美食家?の彼らは、すぐにこの餌は飽きるようです。
小さめの「トンボ」は一匹でご休憩。

7/20

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絡まったツルを、両手で力一杯『エイっ!』とばかりに
拡げて、ツルを惹きちぎります。
少しでも焦点がずれると、バキットばかりに絡まった枝が折れます。
量をこなさなければならず、段々と「バキっ!」が
気にならなくなって来ます。
と足元を見るとこんな穴がです。
きっと、「モグラ」を捕まえようとしたんでしょう。誰が?

7月15日

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ブドウはやはりツル科の植物ですね。
この梅雨の時期は、本当によく伸びます。

左:Before 右:After です。
夏期剪定の一環ですが、この「甲斐ブラン」は、
特に樹勢が強いですね。今回で3回目の刈り込みです。

この畑は、唯一東西に畝が構成されています。
ので、木曽からの南風をまともに受け、枝もしなります。

7月7日

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昨日の夕方です。
小雨がぱらぱらと来ました。
ので空を見ると、中途半端でしたが大きな虹。
色も鮮やかでハッキリとしていました。
不思議なのは雨の元、そうです雲ですが見当たりません。
どこから降って来たんでしょう?
長興寺山の後ろが夕焼けでした。

6月28日

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早朝から殺菌剤の散布。
1000L撒いたところで、小雨がポツポツと落ちて来ました。
梅雨の中休みを狙ったのですが、甘くない。
「灰色カビ病」に効く、有機農法公認の農薬です。
良ければ貴腐菌、悪いと「灰カビ菌」となります。
親戚と云うより、兄弟のような「菌」です。
その症状が一番出易いのがシャルドネです。
そのワイヤーに鳥達が一休み、見えますか!

6月24日

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ブドウの強さをお知らせします。
風で折れた枝は沢山ありますが、これは「トラカミキリ虫」
に抵触された枝です。
無論、十分な栄養は運ばれませんので、この先の枝は
と言いますか、房はやがて供給不足で完熟まで迄はの感です。
が、こんな状態(首の皮一枚)でまだこの先の枝の
栄養を賄おうとすることに、頭が下がります。
『皮一枚で』でも、出来ることを示されて反省しきりです。
だから、皮って美味しいですね??。

6月22日

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ここに来て気温が暖かい日が続いています。
そのためか、ブドウの生長も昨年並みに追いついて来ました。
このことが、ブドウ達にとって良いのか悪いのかは判断がつきませんが、病気の発生時期の目安がたて易くはなりました。
シャルドネは、ほぼ咲き終わりに近づき、カベルネ・ソーヴィニヨンは咲き始めに近づきました。
と、圃場SOY-Nでこんな蝶(蛾?)が草むらで昼寝ってか!。
な感じでした。

6月17日

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6月に入って、平均的には高い気温をキープしています。
ので、ここに来て昨年より一週間程度の遅れになりました。
畑の遠くでは「カッコウ」がしきりに鳴いています。

昨年より9日遅れで、シャルドネが咲き出しました。
まだ僅かで、全体としての「開花」扱いにはなりません。
「開花」として記録を残すには、7割が開花した様な感じに
なることを基準にしています。
これから、次々と花を咲かせます。

6月15日

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梅雨に入りました途端にグット気温が下がりました。
冬支度までは戻りませんが、かなり肌寒い感じです。ウィンドブレーカーは何時でも必需品です。
その厚みも何種類かの用意を怠りません。
右側がSyrahで左側がCabernet sauvignonです。
シラーは暴れ放題ですが、手をつけて戻そうとすると「ポッキ!」で怖い状況です。
カベさんは、まだまだこれから成長と言ったところでしょうか。
湿度がだんだんと上がって来ました。と心配が増えます。